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『DUM SPIRO SPERO』収録の「「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨」は、序盤の重いシーンから一変、超スピードのブラストビートは完全にドラマー殺しの展開。対する「REPETITION OF HATRED」は『THE MARROW OF A BONE』収録で、当時のバンドのグルーヴが特に感じられるような楽曲。接戦となったこの対決の結果は、「「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨」の勝利となりました。
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『ARCHE』収録の「咀嚼」と『DUM SPIRO SPERO』収録の「DECAYED CROW」の対決。どちらの楽曲もLIVEでより楽曲の持つ力が発揮される楽曲ではないでしょうか?「咀嚼」は会場が広ければ広いほどそのスケール感が際立ち、「DECAYED CROW」はステージでのキレッキレのパフォーマンスに会場が負けじと応戦するような熱量を持っています。会場を熱くさせる曲としてはどちらも抜群ですが、今回の対決では「咀嚼」が勝利を収めました!
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Indies 2nd SINGLE『-I’ll-』のカップリング曲「虜」VS『The Insulated World』収録の「Followers」。正直なところ、「虜」をLIVEで聴いたことがない身としましては、”聴いてみたい”という気持ちでポチっと押してしまいそうな対決でした。どちらの楽曲もDIR EN GREYを愛する皆様にとっては大切な曲。この2つを引き当てた藤枝マネージャー、凄いと思います。
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『UROBOROS』に収録されている「蜷局」と『ARCHE』に収録されている「濤声」の対決でした。「蜷局」と言えば胎児がフィーチャーされた映像演出ではないでしょうか?初めて観たときはその映像からも目が離せなかったのを今でも覚えています。民族音楽の要素を感じさせる楽曲とLIVE会場での振動を伴う爆音で違う次元を行き来するような感覚にすらなる不思議な曲という印象があります。突き抜けるボーカルと鳩尾にズンズンくるサウンドが病み付きになります。一方の「濤声」は展開の素晴らしさと、一音一音が身体に浸透してくるような美しくピュアで洗練された楽曲。でもLIVEになるとそこに感情が乗せられて想像以上に突き刺さる曲でもあります。素晴らしい勝負でした。
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『DUM SPIRO SPERO』収録の「VANITAS」は、重く激しい曲が多いアルバムの中でもその綺麗さで異彩を放っている楽曲。そして「慟哭と去りぬ」は『UROBOROS』収録の楽曲で、様々な展開が行き交う激しめナンバー。この勝敗結果は、「VANITAS」の勝利!
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「腐海」は2003年リリースのシングル『かすみ』に収録された楽曲ですが、2018年リリースの『VESTIGE OF SCRATCHES』に再構築バージョンが再収録。頭からのDieさんのリフが印象的な楽曲です。対する「INCREASE BLUE」は『VULGAR』収録で、アッパーなノリでLIVEのフロアを沸かせる楽曲。そんな接戦を勝ち抜いたのは、「腐海」となりました!
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対決曲が並んだ瞬間に絶望を感じた人もいたのではないでしょうか。なぜこの2曲なのか…と。ALBUM『MACABRE』のオープニングを飾る曲として何十回(何百回!?)も聴いている方も多いのではないかという「Deity」。そして勝手に「脈」が脳内再生される始末…というのは余談で…LIVEでもまるで魔法のように『MACABRE』の世界を構築する凄まじいエネルギーを持っている曲だと思います。そして、今回は惜しくも敗れた「蝕紅」。海外公演の際、独唱が終わった瞬間、今まで聴いたことのないような凄まじい歓声が会場を包んだことは一生忘れられません。
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曲はメロディアス同士だが、歌詞は対照的に「鋭利な君の声を胸に、全てを闇に」と尖り切った「鼓動」と「叫び生きろ、私は生きてる」とほんの少しだが温もりを感じる「Ranunculus」。
結果は「鼓動」の勝利。
この戦いを通じて少し心が豊かになれたような気がしました。
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タイトルが“空”繋がりの楽曲対決でした。コロナ禍によりLIVEが相次いで延期/中止される中、2020年8月に発表された「落ちた事のある空」。リリースされたにも関わらず、LIVEで体感できないまま時間が経っている曲でもありますね。しかし、2022年6月15日発売『PHALARIS』に収録されることで、今からたくさんLIVEで演奏されることが期待される曲でもあります!ということもあって…「凌辱の雨」に軍配があがったのかなという予想と共に、「凌辱の雨」は2006年にシングルで発表され2007年に『THE MARROW OF A BONE』に収録された後、世界でのLIVEを経て”化けていった”曲の一つでもあるように感じています。曲が始まった瞬間に構築される世界観は圧巻でぐいぐいと引き込まれていく強さを持っている凄まじい曲。改めて凄いバンドです。
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『鬼葬』収録の「Bottom of the death valley」だが、2013年リリースのミニアルバム『THE UNRAVELING』では渋みを増した再構築バージョンが再収録されました。対する「-I’ll-」は1998年リリース、インディーズ時代のシングルとなっていて好きなオーディエンスが多いと予想される楽曲。結果は「-I’ll-」の勝利となりました。
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この最悪の対決に嘆いたファンは多いのではないだろうか?
結論から言おう。
「違うと願うのは後ろ向きの唯一の救いであり」と叫ばれる事はなくなった。
もちろんその代わりに「祇園で遊んだ幼い日を~日本人形の様な君を~くるり ふらり ふわり くらくらり」となるのではあるが。
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「AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS」のMVが大好きな筆者としては絶対に「AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS」に勝ってほしかった。
「初期の曲は強いだろうな」という予感はしてはいたのだが・・・。
でも「秒「」深」ももちろん良いので「こういう対決はやめてもらいたい」と思うのであった。
みんなもそうですよね?
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『Withering to death.』収録の「悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱」対『ARCHE』収録の「Phenomenon」。『Withering to death.』発表後、国内外でかなりみっちりとアルバムを消化していった中で何度聴いても心に刺さる曲です。アグレッシブでヘヴィなラインナップの中に入るとより際立つのかもしれませんが、美しく、繊細かつ削ぎ落された演奏の中で歌詩を歌い上げる京さんにどんどん引き込まれていくような…そういう意味でパワフルな曲です。一方の「Phenomenon」ですが、個人的に凄く好きな曲です。イントロからして…ヤバい!ジワジワと来るハイセンス&カッコよさが堪らない楽曲。「LIVEで聴きたいのはどっち?」でなければ、結果はどうなっていたのでしょう⁉
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「凱歌、沈黙が眠る頃」は『UROBOROS』収録で、アップテンポかつサビのメロディが印象的な人気曲。対する「アクロの丘」は『GAUZE』収録で、メジャーデビュー曲でもある初期の楽曲。トータル6,000票が入った激戦かつ接戦の本対決の結果は、「アクロの丘」の勝利!
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MV発表当時ほとんどが黒塗りにされた屈指の問題作「mazohyst of decadance」と、海外からの評価の高い「dead tree」の対決は、心を締め付ける苦悩と、心に突き刺さる絶望の対決と言える。
結果は「dead tree」の完勝。
やっぱり世の中は絶望なのだろうか?
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「Revelation of mankind」は『ARCHE』収録で、インパクトのあるMUSIC CLIPを思い浮かべる人も少なくないだろう。対する「脈」は『MACABRE』収録でシングルにもなっており、どこか中毒性のある展開の楽曲。5,500票近く入った激戦を勝ち抜いたのは、「脈」となりました!
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おそらくメンバーはプレイする事に躊躇するだろうと予想される「予感」と、ライブでは悪魔のような存在が映像から迫る「谿壑の欲」の対決。
ファンが選んだのはやはりメンバーが躊躇するであろう「予感」であった。
ファンとしては、いつもカッコイイメンバーが照れる姿は見たいですよね。
わかります!
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高度な表現が多用される「THE BLOSSOMING BEELZEBUB」は、アルバム『DUM SPIRO SPERO』の中でも異彩を放ち、重要な位置を占めるという印象なのだが、ライブで圧倒的なパワーで迫る人気曲「激しさと、 この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」にはさすがに及ばず。
負けはしたもののリスナーには「THE BLOSSOMING BEELZEBUB」のような曲がある事の意味が再認識されたであろう。
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「INCONVENIENT IDEAL」と「BUGABOO」ということで『UROBOROS』対決!アルバムの最後を締め括る名曲「INCONVENIENT IDEAL」と、重く進行しつつも途中にはアップテンポになる展開がニクい楽曲「BUGABOO」の対決は、「INCONVENIENT IDEAL」の勝利となりました!
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1997年リリースのミニアルバム『MISSA』に収録されている「蒼い月」は、変拍子で独特な雰囲気を醸し出し、LIVEでは30分以上演奏される(!)こともあった楽曲。対する「ROTTING ROOT」は『THE MARROW OF A BONE』に収録されており、全編が重めのリフで構成されている楽曲。対決の結果、「蒼い月」に軍配が上がりました。
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「LOTUS」は『DUM SPIRO SPERO』収録で、2011年にシングルとしてもリリースされている楽曲。サビの綺麗な高音メロディが印象的な曲となっております。対するは、『UROBOROS』収録の「RED SOIL」。目まぐるしく展開が変わるこの曲はLIVEでも盛り上がる楽曲。5,000票以上が入った対決の結果、「LOTUS」が勝利しました!